弊社を希望される方へ

代表取締役社長 田平保男

もっと新しいこと、
もっと面白いことを。

常に変身が求められる。

今、印刷業界も変革の時期にきています。インターネットやモバイル、地上波デジタル放送などさまざまなメディアが普及し、印刷マーケットは縮小傾向にあると言われています。しかし、それは従来の紙メディアが少なくなっているだけ。紙に印刷することに固執しなければ、マーケットはまだまだ広がっていきます。もちろん印刷がコアビジネスにはなりますが、そこにお客様が求める付加価値をつけることで新しいビジネスチャンスも生まれます。たとえば今後、力を入れていくモバイルとの連携もその一つです。コンテンツが必ず印刷と共有できるような仕組みを考えていけば、新たなビジネスモデルになる可能性は十分にあります。
 時代の流れ、変化に応じて、ビジネスのやり方も柔軟に変わっていくべきですね。企業も人も常に変身を繰り返していかなければならないし、ものの考え方から仕事のやり方、設備、すべてにおいて新しいことにチャレンジしていかなければなりません。常に一歩先に、「いま、もっと新しいこと」です。

DMで西日本一をめざす。

変化することに加えて、もう一つ大切なことがあります。それは得意技を持つこと。「うちは総合印刷です」と言っているようではダメですね。一見なんでもできるようだけど、なにも特徴がないということでしょう。これからの印刷会社は、特色や強みがなければ生き残っていけません。アド印刷がDM戦略に力を入れているのも、そこなのです。
 現在、SP事業部としてやっていますが、これは急速に伸びていますね。「窓可変型環境封筒『イークル』」というオリジナル商品があり、印刷物を自動封入するメーリングや宛名印字などを付加したサービスもある。それは他社にない特色となります。また、将来的には通販のピッキング、発送代行まで手がけることも考えられます。さらにマーケティング部門を作って、DMの販促効果のデータを収集・分析し、より効果的な仕掛けを提案していくことも必要になってくるでしょうね。
 アド印刷ならではの強みをさらに強化し、SP事業のウエイトを上げて西日本一にすることは、ぜひ達成したい目標の一つです。そうなれば業績で100億という数字もクリアできると思います。

終生、勉強。

アド印刷に入社したら終生、勉強です。学校では知識と記憶力勝負になりがちですが、社会に出たら知識にプラスαした知恵の競争です。勘所のいい人、一を言えば三を答えられる人材が求められます。だから、どこの大学を出たとか、成績がどうだったとか、そういうことは必要ありませんね。
 当社のキーワードの一つに「ヘッドワークよりフットワーク」というものがあります。まず行動すること、動いて情報をかき集めてくることが大事だということです。新聞や雑誌、ネットでも情報収集はできますが、まず動いて、現地に行って、現物を見て、どういう仕掛けになっているのか、自分で確かめること。そういう勉強をしなさいと言います。もちろん社員に「終生、勉強だぞ」と言う以上は私も勉強していますよ。新しいことをどんどん吸収していますし、得た情報は朝礼などの機会に社員に伝えます。自分の頭の中で温めているだけでは、なんの役にも立ちませんから。

自慢できる中小企業に。

これまでを振り返ると日々、走り続けてきた感じですね。毎年、経営方針書を作るときに新しい基軸を打ち出していきますが、何十年やっていても次から次へと新しいことが出てきて、飽きることがない。それはアド印刷が大企業ではなく、中小企業だからです。
 日本の中小企業の良さは、義理・人情・浪花節、その上にお節介まで付いてくるところ。大企業のように社員数も多くないので、やりがいや生き甲斐を味わいながら働けます。たとえば定年を迎えて振り返ったときに「給料は高かったけど、なにをしてきたんだろうか」と考えるようでは、それは人生を棒に振ったことと同じ。生きた証が残らなかったら、意味がないですよね。だから、アド印刷は「面白い会社を作ろう!」ということがテーマです。人生の中で、かなりの時間を過ごすことになる会社が面白くなかったら、どうしようもないですから。そして社員や家族が「アド印刷は大企業ではないけれど、いい会社だ」と誇りに思える会社、自慢できる会社にしたいと思っています。社員一人ひとりも、自分のやりたいこと、面白い仕事に挑戦できる会社にしていこうという意識を持って働いてくれています。
 どんなことでも、終生の目標があるというのは、最高の幸せだと感じます。これから社会に出る皆さんにも、そういう人生を歩んでほしいと思いますね。